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2012年08月30日

白桃とバニラのジャム

昨年新しく作って、お陰さまでご好評だった”白桃とバニラのジャム”の2012年ものが
できました。

長野産の川中島白桃を使い、バニラビーンズはマダガスカル産のAグレードのものを
使いました。

川中島白桃はやや硬めに品種ですが、少し芳香が出てきて甘いものを使用。
(今回、原材料と製造過程の写真を撮っていなくてスミマセン。)

白桃は水分が多いので、程よいところまでよく煮詰めます。

レモン果汁、グラニュ糖を加えて甘さを調整しながら、カットして莢を裂いて
ビーンズを出したバニラを、器に適量取ったジャムに加えてよく混ぜます。

バニラビーンズは小さなダマになりやすいために、しっかり溶かす事が必要
ですね。(写真に写った小さな黒い点がバニラビーンズです。)

白桃は酸味がほとんどない果物ですが、ジャムにした場合、甘みとのバラ
ンスで程よい酸味は必要で、レモン果汁をどれぐらい入れるかが味の決め
手になると思われます。


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私たちとしては、一応、納得がいく白桃とバニラのジャムができました。
白桃の甘い香りに少し遅れて、バニラの芳香が鼻の先を掠めるような感覚
でしょうか。

これからの秋シーズン、食卓にお目見えしますので、朝食の手作りジャムも
お楽しみにいらしてくださいね。

2012年08月05日

アッサム再訪

41年前、同じ大学に学び、その後の人生は思い思いに生きて、14年振りに
アッサムを訪ねてくれました。

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共通する点は、ネコと本と連れ合いを愛している事でしょうか。

1998年8月6日に、49歳のmr氏はパーキンソン病に罹ったことを告げるために
アッサムを訪ね、今年の4月、mg氏は転移ガンが見つかり入院して抗がん剤
治療に入る事を手紙にしたためました。

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mr氏は発病して14年目ながら、奥様と一緒に秋田の湯沢から12時間ほど
かけて白馬に到着。6月末に退院して9月に再び治療が始まるmg氏は、
単身JRで白馬に着きました。

友に会いたい思いで、遠路アッサムを訪ねてくれた事に目頭が熱くなります。

こうして集ってみると、みんないい人生を生きているよと、胸を張って言える
ように思いました。

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やっぱり、人間の精神力、生きる気力は、病をねじ伏せる力を持っているんだ
と実感すると共に、この力が持続することを信じたいと思いました。


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